以前Toast 7 のなんちゃってレビューを書いたのですが、その後利用していてなんとも良い機能があるので使ってみました。PIXELA CAPTY DVD/VCD 2.0と良い連携が出来る点も良いですね。
まず、PIXELA CAPTY DVD/VCD 2.0でmpeg2動画をDVD焼く用にオーサリングするのだが、そのときにキャプチャするときの計算違いなどにより一層では焼き切れない状態になることがある。要するに容量オーバーだ。
じゃ、試しにやってみる。利用したデータは一つ当たり1.1GBのmpeg2ファイル。NHK大河ドラマ義経をキャプチャーした物を4話分。
すると、右側の画像のように4GB制限をオーバーします。PIXELA CAPTY DVD/VCD 2.0でオーサリングし、直焼きした場合は 4GB制限です。(アップデートにより二層書き込みにも対応、しかし4GBを超えると二層扱いになる。)
*4.4GB以下(実際にはセクター数とか色々関係します)だとToast 用にDVDイメージ化することにより1層で焼けます。(PIXELA CAPTY DVD/VCD 2.0単体では無理)
で、左の画像のようにオーサリングし、DVDイメージ化したデータ容量が4.67GBと、一層の4.4GBを超えてしまいました。今回はたった数百メガオーバーしただけで1層DVDに焼くことが出来ません。
そこで便利なのがToast 7 です。Toast6までとは違い[Fit-to-DVDビデオ圧縮]という機能が用意されています。この機能を利用することにより、2層でしか焼けないDVDイメージをセットしたDVDブランクディスク用に勝手にToast 7 が圧縮作業をしてから焼いてくれるのです。二層を指定容量に圧縮する機能を持ったソフトではDVD2oneXも有りますが、直接Toast でDVDに焼きたいときは一度で済むのでToast 7 を利用した方が全然楽ですね。
左の画像のようにどの部分を圧縮するのかを指定も出来ます、この部分はDVD2oneXの方が細かく設定は出来ますが、手軽さはToast 7 のほうが上でしょう。
この様にしてたった少し容量がオーバーしただけで焼けないときなんか結構むかつき、やり直すのにまた時間をかけるのは面倒だったのですが、Toast 7 の登場によりこの機能が搭載され非常に便利になりました。ま、この様な手間を避けるためキャプチャーするときにちゃんと計算していれば問題は起きないのですが、計算と実際は若干の誤差が出るのでどうしてもこの様な状況下には少なからずなる物です。非常に便利な機能であると思われ、ありがたいです、重宝しますね。DVD2oneXでも可能なのですが、結局焼くときにはToast 等を利用するし、DVD2oneXは設定でちょっと間違えると容量オーバーしかねないのでやり直しを何度かやったことがあったのでめんどくさかったのです。まぁ、圧縮率の固定か、変動かでのオーバーなのですけどね。Toast 7 これは良いですね。
Capty DVD2のバージョンアップスピードアップ版も出ています。それはCapty DVD/VCD 2をご覧下さい。最新バージョン(Ver2.5.4)有料販売です。
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