さて、私の使っている秋葉館オリジナルCPUアクセラレータ 1.4GHzモデル [AKB-MCG4-14]は7455BというタイプなのでOSXでは温度計測が出来ません、(以前から書いているように)そこで前から検討していたちっちゃな温度計を購入いたしました。(今更)購入したのはこれ
早速取り付けてみました、端子部分をヒートシンクの一番底の部分に貼り付けました。実際のCPU温度とは誤差があるでしょうがそれは実温度をOS9のThermograph 1.3.4というソフトで計測し誤差を数値として出せば感覚として実温度が解るのでそれで良しとしました。CPU直付けはヒートシンクを外したり手間がかかるのと余計なリスクを避けるため辞めておきます。そんなわけで実温度とヒートシンクに付けた温度計の誤差を計ったところ約7℃の誤差がありました。これをふまえて温度計測をしたいと思います。
起動直後の温度は温度計計測で24.5℃ ま、今の時期だから最初はこの程度の室温くらいの温度です。
では起動設定は秋葉館オリジナルCPUアクセラレータ 1.4GHzモデル [AKB-MCG4-14]を1.4GHzにします。通常使用しているクロック数です。サイドの扉は約5センチ開いてる状態、ヒートシンクの低い方の所に4センチ角のファンを一機増設で計測
1.AllownapをONにした省エネモードで温度を計測。起動後数時間ほったらかしに、しアイドリング状態での最高温度を計測。
2.AllownapをONにした省エネモードでCPUを100パーセント負荷状態で温度の最高値を計測、使用ソフトはCapty製品のTV録画ソフトPixeStationTVを利用します。このソフトはかならず100パーセントになるのでわかりやすいです。クイックタイムでMP2再生だと60〜80%程度ですので前者の方が高負荷をかけられるというので選択しました。
3.AllownapをOFFにしたフル稼働モードでアイドリング時の最高温度
4.AllownapをOFFにしたフル稼働モードでCPUを100パーセント負荷状態で温度の最高値を計測、使用ソフトはCapty製品のTV録画ソフトPixeStationTV
1.
1.4GHz AllowNap ON アイドリング状態
40〜40.3℃=実質約47℃2.
1.4GHz AllowNap ON CPU100パーセント負荷を掛けての最高温度
50〜51.1℃=約58℃3.
1.4GHz AllowNap OFF アイドリング
50〜51℃=約58℃4.
1.4GHz AllowNap OFF CPU100パーセント負荷を掛けての最高温度
50〜51.5℃=約58℃
となりました。Allownap OFF時ではCPUに負荷を掛けても温度はそんなにと言いますか、ほとんど上昇は見られません。しかしON設定ですとその作業内容によって上昇下降を繰り返します。やはりAllowNapはONにしておいた方が良いでしょう。余計な負担をCPUに与えるだけでなく高温に伴いMac内部の温度上昇にも直結しHDDやグラボにも影響を与えると思われるので余計なリスクは避けましょう。と言ったところでしょうか。ま、ネットやフォトショ、イラレ程度ならAllowNapはON状態で問題ないでしょう。3D等のレンダリングやる場合はフルパワーを使うためにOFF設定にした方が速度は上がるので良いかもしれませんね。最高温度はほとんど同じですから(AllowNap on状態でCPUに高負荷かけた温度とAllowNap OFF状態での温度)
参考までに同じ状態でOS9起動した場合の温度は温度計計測で52℃、Thermograph 1.3.4計測で59℃という状態でした。かなり高温です。1.25に落とすともっと低い温度となりますのでOS9起動時は落とした方が安心でしょう。1.5GHzでOS9起動ですと最高67度まで上昇しますのでかなり精神衛生上良くありません。
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